引越しをするとなると旧居にある荷物は全て出さないといけません。
仮に残していくと管理会社から処分費用を請求されることもあります。中には旧居がゴミ屋敷状態になっていて、引越しまでに片付けられるか不安という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回はゴミ屋敷から引越しする際に業者に処分を委託できるかについて視点を当てて、詳しくご紹介していきます。
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目次
引越しを控えているのにゴミ屋敷！片付けが間に合わないときはどうするべき？
引越しを控えているのにゴミ屋敷！
基本的には引越し日当日までに、荷造りと並行して住人がゴミの処分に着手して終わらせなければなりません。
それでも片付けが間に合いそうにない場合、もしくは極端に自力の片付けが苦手でしたくないという場合については、業者に片付けをお手伝いしてもらうという手段があります。
引越し業者の中にはゴミを処分してくれるところもある？
引越しで関わる業者といえば、まず引越し業者ですが、引越し業者の中にゴミの処分をしてくれるところがあるかというと、家具家電をゴミとして対処したいなら「あり」です。
家具家電をゴミとして処分しようとすると普通は自治体のルールに従ってゴミ捨て場に出すか、自治体の粗大ごみ回収のサービスに予約しなければなりません。
人によってはそれが手間に感じることもあるようです。
また、自治体の粗大ごみ回収は、地域にもよりますが引越し繁忙期には予約が密集し2週間～1ヵ月後が最短日程になることもあり、引越しのスケジュールによっては引越し日までに間に合わないこともあります。
そこで活躍するのは引越し業者の不用品回収、処分のサービスです。
対応している引越し業者としていない引越し業者があるので、不用品回収を依頼したい方は事前に確認が必要です。
引越し業者に不用品回収を依頼する場合は、自治体のサービスより費用は高額になります。
また、引越し業者ごとに、ものによっては回収に対応できないということもあるので、この辺りの条件の確認も必要になってきます。
何かと便利ですが、デメリットになりえることもあります。
尚、ゴミ屋敷の掃除をお願いしたいなら以下のお掃除本舗がおすすめです。
引越し業者は可燃ゴミや不燃ゴミは処分のお手伝いをしてくれない？
引越し業者で回収してくれるゴミは、基本的にいらなくなった家具家電です。
可燃ゴミや不燃ゴミといった一般ゴミで旧居がゴミ屋敷化している場合は、引越し業者では対応しきれないことがあるので注意が必要です。
ゴミ屋敷と呼べるくらい可燃ゴミや不燃ゴミが溜まった場合は大変かもしれませんが、ゴミ捨てをしていく必要があります。
可燃ゴミや不燃ゴミの片付けに対応してくれるのは何でも屋さん？
可燃ゴミや不燃ゴミの処分、旧居の掃除が不得意という方、どうしてもやりたくない方は、何でも屋さんや便利屋さんに依頼してみるのも良いです。
担当者が地道にお掃除してくれます。
楽で便利ではありますが、費用がそこそこかかるのは覚悟しなければなりません。
また、何でも屋さん、便利屋さん以外にお掃除サービスのプロに依頼するという選択肢もあります。
お掃除サービスのプロに依頼する場合、専用の薬剤を使用する等してくれるので室内がピカピカになる可能性が高いですが、何でも屋さんや便利屋さんに掃除をお願いするよりも費用総額が高くなる可能性があります。
引越し業者と便利屋さん(何でも屋)どっちが安い？手伝いなら便利屋
予算を節約したい方は、それぞれに依頼するといくらくらいかかるのか、見積りを確認してから依頼すると良いかもしれません。
最も安上がりなのは自力で掃除することですが、人によってはそれができない状況もあるので、サービスを駆使するのは良いことです。
不要品を処分してくれる引越し業者をチェック！
可燃ゴミや不燃ゴミの処分は自分、もしくは対応してくれるサービスに依頼するとして、不用品の処分について引越し業者に依頼したい場合。そもそも対応してくれる引越し業者を選択して引越し＆不用品回収を依頼する必要があります。
不用品回収に対応している引越し業者の中で、人気がある実力派の引越し業者を3社選んでみました。
以下で1社ずつ特徴や魅力をみていきましょう。
ハート引越センターはゴミ処分にも対応！
ハートのマークのダンボールが女性にも評判の「ハート引越センター」では不用品回収にも対応しています。
家具家電の不用品を処分したい方で、ハート引越センターに依頼を検討している方は見積り時に気軽に相談してみましょう。
丁寧な作業とマナーの良いスタッフで高評価のハート引越センター。満足度の高い引越しを期待するなら要チェックです！
サカイ引越センターは不用品処分と一部買取に対応！
パンダのマークのキャラクターでお馴染みの大手引越し業者「サカイ引越センター」
顧客満足度ランキングで常に上位に君臨する人気の引越し業者として知名度も高くなっています。リーズナブルでありながら高品質なサービスが魅力のサカイ引越センターでは、不用品処分にも対応しています。
お金を支払って依頼する不用品処分だけではなく、サカイ引越センターでは一部の不用品について買取対応もしています。
買取対応になる不用品はものにより、さらに新しさや品質の状態などによって買取できるかどうか決まってくるので、できれば売りたいということであれば、サカイ引越センターに相談してみましょう。
引越し業者に不用品を買取してもらえると、リサイクルショップに依頼する場合と違い手間が大幅に省けます。
引越しの荷物対応と、不用品回収と、不用品買取。全てまとめてできるのが、引越し業者の魅力です。
サカイ引越センターの買取サービスは新しめのサービスで、まだあまり知られてはいないようですが、条件に合えばとても便利なサービスなので興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
アップル引越センターなら不用品回収と買取に親身になってくれる！
引越し業界初、スマートフォンで予約が完了するハイテクで便利な「アップル引越センター」
単身引越しなら、電話連絡ですぐに確定料金を教えてもらえるスピーディーな対応が魅力です。近距離引越しから長距離引越しまで、ニーズに応えてしっかり対応。スムーズに快適に引越したいなら注目したい存在です！
そんなアップル引越センターでは、不用品回収と不用品買取の両方に対応しています。
何かと困る引越しの不用品処分。
アップル引越センターなら買取に対応してくれるので、実質不用品処分をして引越し料金がちょっと浮くと考えるとお得だといえます。
アップル引越センターは元々リーズナブルさに強みのある引越し業者で、料金交渉にも柔軟な姿勢で対応してくれると評判です。
もちろん買取をしてもらうにはどんな不用品でも大丈夫というわけではなく状態等をみられますが、買取ってもらえたらラッキー。興味はある方は見積りと併せて相談してみてください！
不用品回収業者の料金相場はいくらくらい？
引越し業者ではなく、不用品回収業者に不用品の回収を依頼した場合、必要になる料金は10,000円～100,000円くらいの範囲。
どうしてこれほど幅が広いのかというと、不用品回収業者の多くはトラックで自宅まで回収にきてくれて、トラック一台に「積み放題でいくら」という料金設定にしていることが多いからです。
不用品の数が少なければ10,000円～20,000円で軽トラに積み放題。不用品の数が多いなら大型トラックにきてもらい50,000円くらいかかってくることが珍しくありません。
100,000円までいくのは、ファミリー引越しでほとんどの家具家電を不用品として出すような極端な場合ですが、これくらい高額になることもあります。それくらい今の世の中、粗大ごみ、家具家電の処分は厳格になっています。
もちろん、1点から回収にきてくれる業者もありますが、そのような形態は、どちらかというとリサイクルショップが多いです。
リサイクルショップは買取であり回収とはまた違うので、売れない不用品は回収してくれないのが基本です。
引越し業者の不用品回収サービスを利用しないなら、目的と不用品の内容に合わせて、不用品業者かリサイクルショップを選ぶ必要が出て基本です。
先ほど、引越し業者の中で不用品回収に対応できるところをご紹介しました。
引越し業者に不用品回収をしてもらう魅力といえば、通常の引越しの対応と同時進行で不用品の回収をしてもらえることです。
不用品回収のために自治体に申し込んだり、不用品回収業者やリサイクルショップの回収サービスに依頼すると、引越しとは別に対応する時間を設けなくてはいけません。それが手間に感じる方も多いです。
引越し業者に対応してもらえたら楽ですが、ただし、引越し業者は「引越し」を専門にしている業者なので「不用品回収」を専門にしている業者ではありません。
そのため、不用品回収を専門にしている業者と比べると、不用品回収の料金が高額になる可能性が出てきます。
それに対し、不用品回収業者は不用品回収を専門としているので、料金については引越し業者より安価になることが多いです。
ただし、この「安価」も不用品の内容と状況により、変わってきます。
1点しか不用品がないのに、不用品回収業者のトラックを呼ぶよりは、引越し業者のほうがリーズナブルになるのが自然です。
引越し業者に依頼すると料金相場はどれくらい？
引越し業者に不用品回収を依頼するとしたら、細かい料金設定は引越し業者により様々ですが、1点あたり1,000円～5,000円という範囲になることが多いようです。
ちなみに自治体に依頼して自治体のルールに沿って処分すると1点あたり300円～という地域が多いので、やはり「業者」に依頼すると、自治体で処分するより高くつくことがわかります。
メリットとデメリットを総合的に判断して、どうやって処分していくか考えると良いのではないでしょうか。
ゴミ屋敷を引越しする場合の費用
一般的な一人暮らし物件に住んでいて粗大ごみ、家具家電を片付け目的でほとんど処分する場合の料金目安は以下の通りです。
※こちらはあくまでも参考です。
| 業者 | 一人暮らし世帯の料金 |
| 引越し業者 | 30,000円～100,000円 |
| 不用品回収業者 | 10,000円～60,000円 |
ゴミ屋敷の家具家電を徹底的に片付けるとなると、不用品回収業者の積み切り形式がおすすめです。
どれだけ積み込んでも定額で対応してもらえるからです。
それに対して引越し業者の不用品回収は、1点あたりで計算することが多いので、家具家電の量が多いと自然に不用品回収業者に依頼する場合よりも高額になってしまいます。不用品として処分する量が多ければ多いほど、高額になっていく可能性が高いです。
不用品の量的にあいまいな場合は、引越し業者と不用品回収業者、両方に見積りを依頼してみるのが良いのではないでしょうか。
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不用品回収業者VS引越し業者！どちらに依頼するのが良いの？
不用品回収業者と引越し業者を選択する基準は「料金」と「楽さ」ではないでしょうか。
どちらに依頼するほうが安くなるかは、状況次第です。不用品の量が多ければ多いほど不用品回収業者のほうが料金面は有利になります。
引越し業者が有利になるのは不用品の量が少ないときです。
また、引越し作業と同時に不用品の対応もしてもらえることから「楽」を求めるなら、引越し業者に依頼するほうが良いといえます。
（不用品回収業者に依頼すると別途スケジュールを調整して対応しなければならないので）
不用品回収業者は信頼できる業者を選ぼう！
不用品回収業者に不用品を回収してもらう場合、その業者が信頼できる業者かどうか見極める必要があります。
不用品回収業者にも様々あり、中には環境に優しくない処分方法を取ったり、きちんと届け出をしていないところもあるようです。
どうせ不用品を渡すなら信頼できる不用品回収業者が良いですよね。事前に調べてから選択するのが無難です。
「まとめ」引越しのときゴミがたくさんあるなら早めに処分しよう！
今回の記事では、引越し時にゴミ屋敷状態の場合、業者を利用してどのように対処していくべきかに視点を当てて詳しくご紹介しました。
引越し時にゴミの処分は自力で自治体のルールに沿って行うのが最もリーズナブルですが、対応が難しかったり面倒だったりするときには、自分のニーズに合った「業者」に依頼してみてはいかがでしょうか。
費用はかかってきますが、快適な引越しをサポートしてくれます。
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