引越しシーズン真っ只中。
無事に気に入った引越し業者で予約を取ることができ、引越しについては一安心と感じている方もいるかと思いますが、準備が一安心すると気になりやすいのが「心付け」ではないでしょうか。
自宅に来て作業してくれる引越し業者のスタッフに「心付けを渡すべき?」と迷っている方。
今回の記事では、引越し業者に渡す「心付け」について、詳しく解説していきます。
目次
引越し料金とは別に引越し業者にお礼のお金を渡すことはあるの?
引越し業者に心付けを渡すことは一般的に行われていることなのかというと、最近ではかなり減っているようです。
昔は様々な業界で普通に行われてきた「心付け」の文化ですが、時代の流れにそぐわない風習として廃れ始めているようです。たしかに色々な場で減っている印象がありますよね。
また、引越しの場合は、引越し業者側が提示した見積りの確定料金がいわば契約(1回の引越し)の決まったお金となるという考え方になります。心付けでお金を渡すと、引越し業者に契約金以上のお金を渡すことになることもあり、「心付けは受け付けない」としているところが増えています。
特に大手の引越し業者であれば、高確率でお金の心付けは断られます。
お金を渡すなら相場はどれくらい?
お金が断られやすいとしても、心付けでお金を渡す文化がゼロになったというわけではないので、中には心付けを渡す方もいます。
そのような場合、いくらくらいが相場かというと、引越し料金の総額の10%くらいが目安となります。
あまり渡しすぎても、喜ばれるかもしれませんが、逆に恐縮させてしまう可能性があります。
引越し業者に心付けでお金を渡すなら、欧米でいうところの「チップ」くらいの気軽な感覚を保つようにするとベストです。
引越し業者へのお金の心付けは現代では嫌がられる!?
正直なところ、スタッフ個人でもお金の心付けは喜んでくれる人と同時に嫌がる人もいます。
「お金もらえたら嬉しいんじゃないの?」と、思うかもしれませんが、そのお金を個人が懐に入れられる可能性は低いです。
必ず会社、上司への報告が必要になります。それが手間だと感じられてしまうことも。
もちろん気遣いのために心付けでお金を渡すのですが、このご時世だとそれがかえって負担に感じさせてしまうことがあるのです。
心付けを渡す側としては、気持ちで渡すので、できれば相手に喜んでもらえるものが良いですよね。
実は渡す側にも負担が少なくて、受け取る側にも喜んでもらいやすい心付けも存在しています。
引越し業者へのお礼は飲み物や食べ物のほうが良い?
渡す側にも負担が少なくて、受け取る側にも喜んでもらいやすい心付けは「飲み物」もしくは「お菓子」です。
引越しのお仕事は体力勝負です。
飲み物やお菓子だと、休憩中に摂取することができ、よほど高価なものではない限りは報告もしなくて済むので、引越し業者のスタッフに喜んでもらいやすいです。
「飲み物やお菓子だと好みがあるから・・」と、考えるかもしれませんが、引越し業者のスタッフに渡す飲み物やお菓子はお中元的な、ある程度しっかりしたギフトタイプのものではなく、実はコンビニやスーパーで買ってきた栄養ドリンク、エナジードリンク、お茶、ミネラルウォーター、それからチョコや片手でも食べやすいお菓子類で大丈夫です。
お店のビニール袋のまま渡しても問題ありません。
これだと「心付け」というより「差し入れ」ですが、これくらい軽やかなくらいがむしろ喜んでもらいやすいです。
引越し業者のスタッフは、社員だけというところもありますが、基本的に社員からバイトまで様々な雇用形態のスタッフが一生懸命働いています。お金の心付けだと、バイトのスタッフなどに渡る可能性は低いですが、飲み物やお菓子ならバイトのスタッフにも確実に受け取ってもらえます。
実際に当日作業してくれるのは現場に来るスタッフたちなので、現場に来るスタッフたちに喜んでもらえる心付けが一番といえるのではないでしょうか。
お礼を渡すタイミングについて
飲み物やお菓子を心付けとして渡すことを前提に解説すると、渡すタイミングは「引越し作業前」がおすすめです。
「え、お礼なのだから作業後ではないの?」と、突っ込みたくなった方もいるかもしれません。
そう、実際渡すタイミングは「引越し作業前」がおすすめです。
どうしてかというと「気持ちの面」が全然違うからです。
引越し作業前に飲み物やお菓子を渡されると、引越し作業にあたるスタッフは喜んでくれて「この案件を頑張ろう」というモチベーションに繋がりやすくなります。
もちろんお礼がなくても頑張ってくれますが、最初に渡しておくことでやはり大きな違いが出やすいです。
「休憩時間にでも召し上がってください」と伝えて渡せば自然です。
片手で食べられるお菓子や飲み物なら、トラックでの移動中にも摂取できるので喜ばれやすいです。
引越しのお仕事は、作業に当たっている時間もそうですが、トラックでの移動時間も長いです。移動中に摂取できるものだと良いです。
ちなみに、引越し業者のスタッフはリポビタンDやレッドブルを飲んでいる方をけっこうみかけます。
体力勝負のお仕事なので、飲み物はこういう系が好まれやすいかもしれません。
引越し業者へのお礼は一人暮らしの引越しでも必要?
引越し業者のスタッフに渡すお礼、渡すタイミングについて確認しましたが、「一人暮らしの引越しでもこういうものは渡すべき?」と、気になっている単身世帯の方もいるのではないでしょうか。
最初に、最近では、心付けすること自体が減っていると記載した通り、心付けを一切渡さない方のほうが実際多くなっています。家族引越しでも単身引越しでもです。引越し業者としても心付けを自ら求めるようなことはありません。
つまり「気持ちの問題」が大きいです。
「あげたいならあげる」
ただし、引越し料金でお財布への負担が大きくて正直今月は苦しい・・・みたいなときなら無理して渡さなくても大丈夫だといえます。
このような場合以外だと、一人暮らしの女性も、手伝いに来てくれる家族などがいる場合は良いですが、状況にもよるものの、あまり個人で男性スタッフに渡さないほうが良いかもしれません。
心付けを渡したいならお金より、食べられるもの!
そして渡すタイミングは引越しの作業前です!
「まとめ」引越し業者への少しの差し入れは印象を良くするテクニック!
いかがでしたか。
今回の記事では、引越し業者への心付けについて視点を当てて詳しくご紹介しました。
引越し業者への心付けの文化は現代ではけっこう廃れています。むしろ引越し業者に限らず、他のサービス業でも廃れています。時代にそぐわないのかもしれません。ですが、肉体的に負担のかかる引越し作業にあたってくれる引越し業者のスタッフに何かしらお礼をしたいという方はたくさんいるのではないでしょうか。
お金を渡すと、当日作業にあたるスタッフには渡らない可能性が高いので、お金より食べられるもの。飲み物やお菓子を用意するほうがおすすめです。
スーパーやコンビニで売っている普通のもので。相手の好みが不明なことが基本なので、いくつか種類を用意しておくようにしましょう。
作業前に渡せば、頑張ってくれる可能性もアップします!
心付けを渡したい方はしっかりとお礼の気持ちを伝えつつ、快適な引越し、そして快適な新生活を目指していきましょう!
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