引越し宅急便

引越しをするとき定番といえば引越し業者に依頼して荷物の搬出搬入に対応してもらうやり方です。
しかし、中には自力引越しや、引越し業者を利用しない宅配サービスでの荷物の移動で新生活を始める方もいます。

引越し業者に依頼するという「定番」ではなく、そのような手段のほうがメリットがある引越しとはどのような状況なのでしょうか。
今回は、宅急便や宅配便を利用しての荷物輸送に視点を当てて、普通の引越しとの違いやメリットデメリットまで幅広くみていきましょう。

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宅急便や宅配便のほうが引越し料金は安くなることがある?

宅急便や宅配便のほうが引越し料金は安くなることがある?

宅急便や宅配便のほうが、引越し業者に普通の引越しプランで依頼するより安くなることはあります。
その条件は「小規模引越し」であることです。

ちなみに、上記では宅急便、宅配便と二通りの名称を挙げていますが「同じものじゃない?」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、実は違いがあります。「宅急便」とはクロネコヤマトが提供している配送サービスのことです。
「宅配便」はそれ以外の配送業者が行っている配送サービスのことです。

スタジオジブリの映画に「魔女の宅急便」という作品があり、宅急便というのは普段から良く遣う名称になっていますが、実はクロネコヤマトの配送サービスのみに当てはまる名称です。配送サービスを提供している会社全てに当てはまる名称ではありません。
(魔女の宅急便では、クロネコヤマトに許可を取得したそうです)

今回は両方の名称で記載していきます!

引越し業者の料金相場を確認してみよう!

引越し業者の料金相場を確認してみよう!

引越し業者の料金相場は、東京都内⇒東京都内の近距離引越しで一人暮らし世帯(1R~1K)の荷物量だと8,000円~30,000円の範囲で料金が決まることが多いです。
東京都内に拠点を持つ引越し業者は、地域密着型~大手まで様々な規模のところが展開しています。
そのため、料金面には開きがあります。
相場で考えると20,000円~25,000円くらいの見積り金額になることが中心のようですが、探せば8,000円くらい~対応してくれるところもあります。
(安い引越し業者に絞って探したいなら引越し見積一括比較サイトの利用がおすすめです)

クロネコヤマトの宅急便の引越しの費用は?

クロネコヤマトの宅急便の引越しの費用は?

クロネコヤマトの宅急便には、らくらく家財宅急便というプランがあります。
家財道具1点から配送してくれるサービスです。
このプランは、宅配業者の配送サービスで引越しを代替利用する場合には特におすすめです。

東京都⇒東京都にらくらく家財宅急便を使って荷物を送る場合、1点の最安値で1,400円となっています。
らくらく家財宅急便はその名の通り、家具家電の1点~の対応を売りにしているので、送るものもそこに沿わせる必要があります。
普通の荷物を送るなら、普通の宅急便で大丈夫。

クロネコヤマトの宅急便を利用して引越しの代替プランにするなら、家財道具と宅急便用の配送プラン、両方を組み合わせる相談を含めて、クロネコヤマト側に見積りを依頼してみてましょう。
荷物も営業所に持っていくのか、回収にきてもらうのか等。状況に合わせて相性が良さそうなら利用を検討しちゃいましょう。

引越し業者VS宅急便宅配便!それぞれのメリットが活きる条件とは!?

引越し業者VS宅急便宅配便!それぞれのメリットが活きる条件とは!?

引越し業者の引越し料金と宅急便宅配便による引越し代替プラン。
引越しの荷物量や移動距離は各世帯でバラバラということもあり、けっきょくのところ利用する側の状況次第でどちらがお得になるのかは変わってくることがわかります。

それぞれにメリットが活きてくるのはどのような状況なのか、以下で確認していきましょう。

引越し業者に依頼するほうがメリットがある状況
・少し荷物少なめ引越し~一般的な荷物量の引越し
・中距離~長距離の引越し
・新居での荷物配置などのサービスを受けたい

宅急便宅配便に依頼するほうがメリットがある状況
・ミニ引越しコンパクト引越しなど家具家電の輸送がほとんどいらない引越し
・上記かつ近距離引越し
・新居に家具家電を配置しなくても玄関に置いてくれたらそれで充分

料金にこだわるなら、普通の引越しは引越し業者に依頼するほうがリーズナブルになることが多いです。
引越し業者は、見積りの際トラックのサイズやスタッフ数、移動距離で料金面を総合的に決めていく仕組みですが、宅急便宅配便の場合は1点でいくらという計算方式になるので、荷物量が増えれば自然に引越し業者より高額な見積り金額になりやすいです。

視点を変えれば荷物がほとんどないような引越しでは、引越し業者よりも宅急便宅配便で対応したほうが安上がりということもあります。

荷物少なめ近距離引越しだと8,000円くらい~というところもあるので、宅急便宅配便で引越しをしたいならそれ以下になるかどうかで判断するのが無難です。
また、引越し業者は基本的に旧居に入りスタッフが家財道具を搬出してくれて、新居の希望する配置にスタッフが搬入してくれます。
それに対し宅急便宅配便だと、玄関前までしか持ってきてくれないこともあるので、料金よりも、楽をしたいなら引越し業者のほうが向いているかも?

クロネコヤマトならダンボールのみで引越し可能

クロネコヤマトならダンボールのみで引越し可能

クロネコヤマトなら引越し部門で、ダンボールのみで引越しするプランもあります。
クロネコヤマトでの引越しに興味があり、宅急便、引越し部門、どちらのサービスで引越しをしたほうがお得になるかわからない場合は、気軽にクロネコヤマトに相談してみましょう。

引越しの宅急便宅配便は転送できる?

引越しの宅急便宅配便は転送できる?

利用する配送業者に連絡することで荷物の転送にも対応しています。
宅急便宅配便は、宛先の人物や宛先の家の住人にしか渡してはいけない決まりになっています。万が一宛先の記入を間違えて新居にしていなかった場合、連絡することで新居に送り直してくれます。

その際、配送業者に負担をかけるので転送料がかかってくるのが基本です。
余計な予算を増やさないためにも、配送業者を利用するなら、最初から新居の入居日に合うように送るのがベストです。

どちらを選択するべきか悩むときは見積りをしてみよう!

どちらを選択するべきか悩むときは見積りをしてみよう!

引越し業者の引越しプランと、宅急便宅配便の引越し代替利用。
どちらを選択するか、荷物量や移動距離的に迷う状況になってしまったら、両方に見積り依頼をしてみましょう。
ちなみに、宅急便宅配便については利用する配送業者のホームページから、料金表を確認することができるので、自分で1点ずつサイズをはかって、合計を割り出すこともできます。
引越し業者については、引越し業者ごとに料金の算出基準に多少の違いがあるので、見積りに依頼してしまうのが一番確実です。

引越し見積一括比較サイトを利用すれば最安値を確認できる!

引越し見積一括比較サイトを利用すれば最安値を確認できる!

引越し業者に見積りを依頼する際には、引越し見積一括比較サイトの利用がおすすめです。
引越し見積一括比較サイトは、一度の情報入力で複数社に見積り依頼を出すことができ、最安値も調べやすい便利なツールです。
最近の引越しの定番になっています。
引越し見積一括比較サイトを利用することで、引越し料金が通常の50%オフになる例もあるのだとか。

登録している引越し業者間で競争があることから、引越し料金がリーズナブルになりやすく、また、料金交渉もしやすいというメリットを持ちます。
「料金」でお得になる方法で引越しをしたいという理由から、引越し業者の利用を希望するなら、引越し見積一括比較サイトは利用しない手がありません。

ぜひ利用して、相性の良い引越し業者を見つけてくださいね!

宅急便宅配便のおおよその目安と料金を比較して判断するのがベスト!

宅急便宅配便のおおよその目安と料金を比較して判断するのがベスト!

宅急便宅配便の場合は引越し業者と違い、料金が固定です。
サイズごとに料金が最初から定められていて、1点ごとにいくらなのか算出。それを送る荷物分合計して、総額を割り出します。
宅急便宅配便を利用する場合は、それほど家財道具の荷物量は多くない引越しだと思われるので、自分でメジャー等を使用してサイズを確認し、総額がどうなるのか計算することは難しくありません。

「宅急便宅配便のほうがお得になるかも?」と、思ったら、まずは調べてみるのがおすすめです。
結果的に宅急便宅配便のほうが安くなりそうなら検討するのが良いのではないでしょうか。
ただし、宅急便宅配便のほうが引越し業者よりサービス密度は濃くないことが多いので、その点も加味して選ぶようにしましょう。

自力引越しは意外と高い?リーズナブルにならないこともあるので注意!

自力引越しは意外と高い?リーズナブルにならないこともあるので注意!

中には宅急便宅配便+運べるものは自力で運ぶスタイルの引越しを選択する方もいます。
そのような方法がお得になる条件は、家財道具もダンボールもほとんどない状況です。
自力で運ぶとなると、旧居と新居が隣同士等の極端な状況を除き車が必要になります。車を所持しているなら、そこに乗せられる範囲の荷物だと自力引越しで対応する部分を混ぜてお得にすることができます。

しかし、車をレンタルしたりトラックをレンタルしたりする必要があるときは、お得にならないことが多いです。
レンタル料金が負担としてかかるからです。
自力引越しを検討する方のほとんどは近距離引越しですが、記事内でもご紹介した通り近距離引越しを提供している引越し業者の中には8,000円くらい~対応している業者もあります。

車のレンタル料金まで支払って、全て自分で搬出搬入すると考えると非常に手間に感じる可能性もあります。
自力引越しは実は全然お得にならないことも珍しくないので、自力引越し希望派は、まずはよく考えてから実行するか決めましょう。

「まとめ」状況によっては宅急便宅配便も駆使して引越ししよう!


今回の記事では宅急便宅配便に視点を当ててご紹介しました。
宅急便宅配便で代替する引越しが実際にお得になるかどうかは、状況によります。
もし、お得になりそうで、興味があるならまずは配送業者に相談してみてはいかがでしょうか。

最近では引越し業者も格安なところが増えているので、選択肢は色々と考えるのがベストではないでしょうか!

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