結婚という人生の節目に引越しはつきものです。
そんな引越しですが、夫婦二人分の荷物をそれぞれ運ぶと出費がかさむのでは…と心配になりませんか。
しかし、そんなおめでたい結婚後の引越しを平均価格以下で行える方法があることをご存知でしょうか。
今回は結婚後の引越しをお得に行うコツをご紹介します。
あなたはどっち派?同棲から結婚?それとも結婚後に引越し?
結婚を意識したとき、引越しのタイミングは大きく分けて2つあります。
1つは「同棲後に結婚」もう1つは「結婚後に新居へ引越し」です。
実際に筆者の知人10名にインタビューしたところ、彼(彼女)の家へ引越すケースと結婚後に新居を探したケースがおよそ半々でした。
それぞれに良かったことと悪かったことを聞いてみると、以下のような答えが返ってきました。
- 彼(彼女)の家で同棲後に結婚したケース
・かぶっていた家電を処分して必要なものだけ車で運んだので、引越し屋さんを頼まなくて済んだ。
・単身世帯用マンションなのでいずれは引越さなきゃいけないと思う。
・プライベートな空間が一切ない。
- 結婚後に新居へ引越したケース
・二人で新居を決めるのが楽しかった。
・せっかくだから家具と家電を一新したら、すごくお金がかかった。
・引越し屋さんの日程調整が必要、もしバッティングしたら引越しがスムーズにできなかったと思う。
このように、単身世帯向け住宅で同棲を経験した人は後々ファミリー向け住宅へ引越しを検討しています。
逆に結婚後ファミリー向け住宅へ引越した人は、夫婦別々に引越し業者を探して依頼をかけるのが面倒だったと感じているようです。
共通することは冷蔵庫や洗濯機といった大型家電が2台になり、処分に困ったという意見がありました。
同棲が先か結婚が先か、意見は様々ですが「結婚を意識したら新居を探す」という事が良いのかもしれませんね。
結婚が決まったら行う引越しの手続きの流れ
結婚と引越しという、新生活に向けた準備を行うのはとても楽しいものですが、2人の生活をまとめるという事は公共料金などの様々な手続きも必要になるのです。
実際に結婚をしたら行わなければならない手続きは以下の通りです。
- まずは引越し!
「婚姻届の提出が先じゃないの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
婚姻届の提出より引越しを先に行うメリットとして「時間の短縮」が挙げられます。
例えば免許証やパスポートの住所変更や氏名変更の際、本人確認書類として住民票や戸籍謄本が必要になるのですが、婚姻届を出してから引越すと新住所の住民票を取りにもう一度役所へ足を向けなければなりません。
つまり役所へ何度も行かなくてもよい分、時間の短縮になるのです。
- 婚姻届の提出
幸せの詰まった婚姻届はお住まいの地域の区市役所で24時間提出できます。
婚姻届を夜間窓口へ提出した場合、受理されるのは翌営業日になる点に注意しましょう。
記入内容に不備があり再提出にならないよう、婚姻届の提出時は訂正印を持っていくことをおすすめします。
- 各種支払いをまとめる
ガス・水道・電気のライフラインは夫婦どちらかを利用中止手続き、もう片方は転居手続きを行います。
今までのインターネット契約を新居でも利用する場合、転居手続きが必要です。
新居でインターネットの新規契約をしたいと考えている方は現在のプランで解約違約金が発生しないかきちんと確認してくださいね。
引越し料金はいくら準備すればいい?
彼(彼女)が住んでいる部屋へ引越す場合、単純に「単身引越し」と考えることになります。
費用は単身引越しの相場と同一になるため、以下をご覧ください。
<<<単身引越しの記事へ>>>
また大型家電を持ち寄る場合、単身向けコンテナ便の積載量を超えることがあるため注意が必要です。
夫婦で新居へ引越す場合、各引越し業者が行う「立ち寄りプラン」を利用することで二人の引越しを1つにまとめることが可能です。
そこで立ち寄りプランを提供する引越し業者をピックアップしてみました。
業者名 | プラン名 | 特徴 |
アート引越センター | 詳細なプラン名なし | 距離や荷物の量により1件の引越しと見なし見積もりが可能なケースあり。要相談。 |
アーク引越センター | これから新生活プラン | 二か所から荷物を回収、新居へ運ぶサービス。いわゆる「立ち寄りプラン」 |
ダック引越センター | 2人引越し | ホームページに2人引越しの見積もりサイトがあるものの料金プランとしては存在しない様子。要相談 |
公式ホームページで立ち寄りプランを紹介している企業は少ないものの、見積もりの際「立ち寄りを希望する」と伝えると対応してくれる業者が多いようです。
ホームページ上に記載がないからと諦めず、まずは相談してみましょう。
まとめ
今回は引越しと結婚について、やるべきことや引越し料金・プランについてご紹介しました。
彼(彼女)が住んでいる部屋への引越しは「単身プラン」が、夫婦で引越す場合は「立ち寄りプラン」が便利です。
結婚と引越しは慌てることが多くバタバタしがちですが、まずは気軽に見積サイトで安くて柔軟な対応をしてくれる引越し業者を探してみてはいかがでしょうか。
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