国内への引越しとは違い、海外への引越しは特別な手続きが多いです。
しかし何から手をつけたらよいか、いつ準備を始めたらよいのかお悩みではありませんか。
今回は海外への引越しに関する手続きや流れをご紹介します。
海外への引越し手続きの流れ
海外へ引越す場合、以下のような流れで手続きが進んでいきます。
- 1.引越し業者を探す
国内の大手引越し業者は、ほぼ荷物の海外輸送を行っています。
しかしながら輸送料金は業者と荷物の量、輸送する地域でかなり差が出ます。
海外への引越しは引越し業者との密な打ち合わせが必要となるため、引越し業者探しは慎重に行いましょう。
- 2.荷造り
国内では当たり前に持ち運んでいる荷物が海外では『持ち込み禁止』という事もあり得ます。
また、荷物は輸送中にたびたび乗せ換えがあるため、破損の可能性も考えられるのです。
壊れ物には保険をかけ、十分に梱包する必要があるほか、持ち込み禁止の物がないかをきちんと確認しましょう。
荷物を梱包したら『パッキングリスト(梱包明細書)』を作成し、引越し業者へ渡します。
このパッキングリストには万が一の際に備え、保険金額を記入しなければなりません。
保険金額は各社が参考として提示している額を目安に記入します。
なお、酒やたばこはたくさん持ち運ぶと税金が発生するため注意しましょう。
- 3.打ち合わせ
海外への引越しは『輸出』と言い換えることが可能です。
つまり、輸入には通関手続きが必要となり、必要があれば関税の支払いも必要になります。
通関手続きは引越し業者が代行してくれますが、荷物をいつ配達するかなどの打ち合わせが必要です。
- 4.荷物の搬入
荷物の搬入の際、パッキングリストを基に荷物がすべてそろっているかを確認します。
また、日通ホームページでは以下の点に注意するよう注意喚起をしていました。
荷物については以下からどうぞ
引越しの準備や荷造りが間に合わない!?引越しを間に合わせる方法
引用
お荷物お届けの日程日本に残して置いたものを先に受け取り、それから船便を受け取るほうが、お荷物の整理が楽にできます。
お住まいについて
管理人がいるマンションなどの場合には、引越日、エレベーターの使用許可、駐車場の確保、オートロックの解除などを管理人にお伝え下さい。
お荷物について
梱包明細書をもとに、どのお部屋に何番のお荷物を入れるか決めておいて下さい。
”
出展:https://www.nittsu.co.jp/kaigaihikkoshi/network/return/ovs_mpc_12.html
海外への引越しに必要なもの
海外へ引越す際、様々な書類などの作成・用意が必要です。
ここでは海外へ引越す際必要なものをご紹介します。
- パスポート
これは言わずもがな、これが無ければ渡航は叶いません。
パスポートはお住まいの地域の役場のパスポート発行窓口にて手続きを行います。
パスポート発行には本人確認書類や戸籍謄本、顔写真が必要です。
- 飛行機のチケット
引越し日程が決まったら航空券を手配する必要があります。
いつ、どの便で移動するかを引越し業者へ伝える必要があるため、確定次第速やかに引越し業者へ連絡しましょう。
- パッキングリスト(梱包明細書)
前述のとおり荷物の紛失を避け、持ち込みできないものが無いかを確認する重要なアイテムです。
注意したいことは、本人にとって大切な荷物でも保険適用外になる荷物も存在します。
本当に大切なものは手荷物として持ち運んだほうが良いでしょう。
- 転校手続き関連の書類
子どもと引越す場合、転校手続きも必要になります。
在学中の学校や教育委員会から在学証明書や成績証明書、健康診断書、歯科検診の診断書、そして教科書給与証明書を発行してもらいましょう。
なお、英語圏への引越しをする場合、英語で内容作成が必要です。
安全な引越しなら何日くらい前に手続きを行うべき?
海外への引越しは荷物の輸送に時間がかかります。
輸送方法によって、荷物が届くまで3か月かかることもあるのです。
安全に引越しを行うなら、どんなに遅くても3か月前から準備を始めたほうが良いでしょう。
引越し業者を選ぶ際もはじめから1社で決めるのではなく、引越し先に現地法人を持っているような引越し業者を選ぶと安心です。
■まとめ
今回は海外への引越しについてご説明しました。
海外への引越しは業者が手続きを代行してくれるとはいえ、自分で用意しなければいけない書類が多数あります。
また、荷物が届くまで時間がかかるため、早め早めの準備も大切です。
海外への引越しでも一括見積サイトが非常に便利の為、ぜひ利用してみてくださいね。
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