引越しをすると決めたらやらないといけないことが大量に出てきます。
賃貸住宅なら新居を探したり、手続きをしたり。
そして、引越し準備で大事なことの1つは引越し業者選びです。引越し業者の対応や料金面次第で、引越しの満足度が変動することも珍しくないので、じっくりしっかり選ぶ必要があります。
ちなみに、手紙や荷物を送る際に、多くの方が当たり前のように利用している郵便局の「ゆうパック」
ゆうパックに引越しで利用するイメージはありませんよね。
しかし、イレギュラーなやり方にはなりますが、実はゆうパックで引越しというのも条件に適応していれば可能です。
今回の記事では、意外なゆうパックの引越しについて。
どういう仕組みで利用するのか。見積方法、予約方法等に視点をあてて解説していきます。
郵便局の知名度、ネームバリューで圧倒的な安心感のあるゆうパック。
そんなゆうパックでの引越しについて気になる方、必見です。
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目次
ゆうパックで引越しを予約するにはどうしたらいい?
ゆうパックは引越し業者ではありません。
ゆうパックで引越しを行う場合、単身引越しプランやファミリー引越しプランといったような一般的な引越しプランが用意されているわけではありません。
それでは、どうするのかというと「プラン」としてではなく、ゆうパックのまとめて配送で荷物に対応してもらう形になります。
つまり、ごく普通の配送を「引越し」として利用するということになります。
このようなやり方に強みを持つのは、何といっても「荷物が少ない引越し」です。
逆に大型家具家電や小物類等、たくさんの荷物を一度に持っていく定番の引越しが必要なら、ゆうパックを引越し業者として利用するやり方は使い勝手が良くありません。
就職や進学で初めて一人暮らしをする方の中には、家具や家電は新居に届くように購入して旧居から持っていく荷物はダンボールのみという引越しスタイルもありますが、そのような方向けにニーズを満たせるのが、ゆうパックです。
引越し見積一括サービスだとゆうパックの引越しは表示されない?
上記でご紹介した通り、ゆうパックでの引越しは通常のまとめて配送を引越しの荷物に適用するというやり方なので、そもそもが引越しプラン、引越し業者という枠組みではありません。
ゆうパックには引越し業者としての側面はないので、引越し見積一括比較サイト上では表示されません。
引越し見積一括比較サイト経由だと、料金交渉をしやすい等のメリットがあるのですが、こちらのメリットはゆうパックで引越しを希望するなら使用できないということになります。
ゆうパックを利用して行う引越しは、スタンダードなものではなくあくまでもイレギュラー。
引越しの裏技的な位置づけになります。
見積依頼方法について
ゆうパックは引越し業者ではないので、一般的な引越しのように見積をしてもらうことはできません。
ゆうパックの料金を確認して、自分で計算する必要があります。
「ゆうパックで見積をする前に!」基礎項目を確認
自分で料金を確認する方法ですが、ゆうパックのホームページに入り、自動フォームを使います。
自動フォームにダンボールのサイズや荷物の量、そらから発送する都道府県と、宛先になる都道府県を選択すれば自動算出になります。
引越し業者を利用する際、引越しの見積りのために連絡を取り合うのが不得意という方も多いですが、ゆうパックならわざわざ見積りを依頼しなくても自分で確認できるので、楽といえば楽です。
実際に荷物を運んでもらう当日には、自分で荷造りしたダンボールを玄関付近まで出して、ゆうパックのスタッフに運んでもらう形になります。
ゆうパックの引越しプランはどうなっているの?
ゆうパックには「引越しプラン」という系統のメニューはないので、ダンボール何個で料金はいくら?と、いう考え方になります。
例えば東京都内で引越しを行う場合、170サイズのダンボール(縦横高さ170cm以内)のもの10個で約20,000円となります。
関東県内の引越し業者の中には、地域密着型で10,000円台から引越しに対応しているという格安の引越し業者も存在しています。
あえて引越し業者ではないゆうパックを利用するなら、そちらと比較しても料金が最も安くなることが前提ですよね。
ダンボールだけの引越しとはいえ、荷物量が多ければ一般的な引越し業者を利用するより割高になる可能性があります。
ゆうパックを利用する際は、引越し見積り一括サイトを利用して複数の引越し業者の見積りを行いつつ、併せてゆうパックの自動フォームで自分で見積りを出して、最安値はどこかを必ずチェックしてみるのがおすすめです。
集荷サービスは有料?
広く知られている通り、ゆうパックでは営業所に荷物を持っていって受付てもらうやり方や、コンビニに荷物を持ちこんで対応してもらうやり方、そして自宅まで集荷にきてもらうやり方があります。
引越し業者の代替にする目的でゆうパックを利用するとなると、基本的には集荷サービスの利用を希望する方がほとんどだと予想されます。
引越し業者が自宅に荷物を回収にくるのは当たり前ですが、ゆうパックだとどうなのでしょうか。集荷自体が有料になるのでしょうか。
答えは、ゆうパックの集荷サービスは無料です!!
つまり、自動フォームで算出した料金のみで輸送に対応してもらえるということになります。
ただし、荷物量が多いと何らかの確認漏れが起こらないとも限らないので、念のため電話でゆうパックに連絡し、荷物の量について相談しておくほうが安心です。
ダンボールは有料になるの?
引越しの必需品といえばダンボール。これがなくてはゆうパックで輸送してもらうことはできません。
ゆうパックの専用ダンボールは、有料になります。
料金は100円~370円の範囲です。
このダンボール料金、数が多ければ正直お財布の負担になります。
ダンボール料金を節約したい方は、スーパーやコンビニでもらってきたダンボールを使用しても問題ありません。
ただ、無料でもらってきたダンボールの中には汚れているものもあるので、きれいなほうが良いならゆうパックのダンボールを購入するのが無難です。
ゆうパックのダンボールは強度もしっかりしていて使い勝手が良いので、引越し終了後も捨てずにとっておいて次回の引越し時に使用するのも良いかもしれません。
ベッドや洗濯機や冷蔵庫といった大型を輸送する時は料金が上がる?
ゆうパックでは170cm以内かつ30kg以内の荷物の輸送に対応しています。
ゆうパックは一般的な引越し業者ではないので、こちらのサイズや容量を超えると輸送できないということになります。
ちなみに、冷蔵庫の場合180cmをゆうに超えるものもあります。
また、家具や家電の梱包もスタッフが対応することはできないので、ものにもよりますが基本的に大型家具家電は送ることができません。
つまり、ベッドや冷蔵庫類といった大型家具家電も同時に輸送する引越しを希望するなら、ゆうパックは不向きということになります。
その場合は一般的な引越し業者を利用するようにしましょう。
大型家具の配置までは対応してくれる?
何とかゆうパックの指定範囲内のサイズ、重さに収まって輸送できた大型家具があったとしても、残念ながらゆうパックでは配置までは対応してくれません。
新居の玄関のところまでは運んでくれるので、自力で対応することになります。
仮に他の引越し業者より安く抑えられても、女性の1人暮らしの引越しでゆうパックを利用するのは、なかなか難しいかもしれません。
料金交渉はできる?
残念ながら、料金交渉はできません。
ゆうパックはサイズと重量によって料金が決まる仕組みになっています。
1個あたりいくら×ダンボール個数という方法で合計料金が算出され、それがいわゆる引越し料金となります。
一般的な引越し業者とは違う仕組みで料金を算出しているということもあり、対引越し業者なら行いやすい料金交渉はできません。
ゆうパックを利用した引越しは気楽な部分もあれば、このように一般的な引越し業者と比べて対応できないこともあります。
状況をよく考えて利用、それでもメリットが勝るようなら利用をおすすめします。
ゆうパックの引越しのメリット!
ここまで、ゆうパックについて色々詳しくご紹介しました。
既に何となくメリットとデメリットについては把握しているかと思いますが・・・
再度確認しましょう。
ゆうパックで引越しをする際のメリットは、ダンボールのみの引越しの時に出てくるといっても過言ではありません。
一般的な引越し業者を利用する場合より、荷物の内容によっては料金をリーズナブルに抑えることができます。
また「ゆうパック」というと名前への安心感も強いので、期待できるというのもメリットだといえます。
ダンボールの輸送のみということも理由にあり、必要な料金について自分で算出しやすいのも嬉しい点です。
通常は見積もり依頼をして、電話やメールで引越し業者とやり取りして。と、いう流れになりますが、自分で自動フォームに入力すれば料金を算出できるのはシンプルで気楽です。
このように一般的な引越し業者ではないゆうパックを、あえて引越し業者の代替として利用するというイレギュラーな方法だからこそ、特有のメリットは色々とあります。
引越しの荷物がダンボールに入る内容だけという場合は、ゆうパックを視野に入れてみても良いのではないでしょうか。
ゆうパックの引越しのデメリット!
一般的な引越し業者ではない分、メリットもあればデメリットがあることも仕方ないといえます。
続いては、ゆうパックのデメリットについてみていきましょう。
まず、ゆうパックの大きなデメリットは、基本的に大抵の大型家具家電は輸送してもらえないことです。
ゆうパックは引越し業者ではないので、この点については仕方ないといえます。
ゆうパックで対応しているのは最大でも荷物1つあたりで170cm、30kg以内のダンボールの荷物です。
それを超える家電や家具は最初から配送対応していないのと、仮に輸送できるサイズの家具家電があっても、他の引越し業者のように室内への配置に対応してはいないので、自力で配置する必要があります。
このような点から、輸送する荷物が1つ1つ重たいなら、料金が安くなったとしても女性の単身引越しには向かないかも?
家具や家電も含めて引越しをしたいなら、ゆうパック以外の一般的な引越し業者に頼むほうが良いです。
ゆうパックを引越し業者の代替として利用するなら、そもそもダンボールのみの引越しかつ荷物少なめであることがピッタリの条件となり、それ以外の場合は基本的にメリットは少ないということになります。
ゆうパックの引越しはどんな人におすすめ?
先ほどの、ゆうパックのメリット、デメリットで解説した内容を踏まえると、ゆうパックの引越しをおすすめしたいのは、まず荷物がダンボールに梱包できるものだけという方です。
例えば、シェアハウスに入居するから家具や家電は不要で、衣服や小物類だけ輸送して欲しいという方、就職や進学による初めての一人暮らしで、家具や家電は新しく購入して新居宛に届くようになっているという方等。
引越しをする方の中には「荷物が少ないから引越し業者を頼むのはもったいない」と感じる微妙な荷物量の引越しを予定している方もいます。
そのような微妙な荷物量の引越しに対しては、ゆうパックは便利。使い勝手が良く魅力を発揮してくれます。
「まとめ」ゆうパックは条件に当てはまれば便利!
いかがでしたか。
今回の記事では、郵便局のゆうパックでの引越しについて解説しました。
ゆうパックに引越し用のプランが用意されているわけではありませんが、荷物の量や内容によっては引越し業者の代替として利用することも可能です。
ゆうパックを引越しに利用する場合、あくまでも引越し業者と比較して料金が最安値でないとメリットを感じづらいです。
まずは引越し見積り一括サイトを駆使して、引越し業者の見積りもチェックしながら、同時にゆうパックのホームページから自動フォームに入力し、ゆうパックを利用する場合の料金について自分で確認するようにしましょう。
比較して、ゆうパックのほうが安いようであればおすすめです。
ただし、家具の配置や梱包には対応していないので、そのような対応を希望する方は多少料金が上がっても一般的な引越し業者に依頼するほうが良いかも?
自分に相性抜群の引越し方法を見つけて、快適な引越しを目指しましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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