引越しといえば、自宅にある全ての荷物を梱包して輸送しなければならないので、中には「これってどうやって輸送するの?」って思ってしまうようなアイテムもあるかもしれません。
そのようなアイテムの1つといえば「包丁」や「ナイフ」です。
刃がついているものなので安全に輸送できるように梱包しなければなりません。
実際にどうやって梱包すれば良いのか。
今回の記事では、包丁とナイフの梱包方法についてご紹介します。
目次
引越しでナイフや包丁を安全に輸送するためには梱包が必須!
引越しの際には包丁とナイフは1本1本梱包が必要です。
他の小物類のようにダンボールにそのまま詰めてはいけません。
安全に輸送するためにも、手間かもしれませんが1本1本対処しましょう。
どうやって梱包したらいい?
実際にどのような梱包なら安全に運べるのか。以下では1つずつ方法をご紹介していきます。
新聞紙を使う!
食器類の梱包の際、新聞紙を使用してくるむという方が多いですが、あの要領で包丁やナイフの刃の部分をくるむ梱包は定番です。
丁寧に刃の部分に合わせて何重にもくるむやり方もありますが、もっと簡単にとりあえずぐるぐる巻きにするという雑なやり方でも、安全に運べるように刃を隠すことができれば問題ありません。
タオルで刃の部分を巻く!
こちらも定番の梱包です。
タオルで刃の部分を巻いてしまうというものです。
タオルだと、新聞紙と違って、引越し後にゴミにならないのが良いところです。
巻く際にもとにかくぐるぐる巻いて刃を隠せば良いだけなので楽です。
市販で包丁ケースも売っている
ちなみに包丁やナイフのケースというものが市販で売っています。最近ではネットでも探せばあります。
包丁やナイフのケースは、専用のケースなので安全性は高く、引越しの際には便利です。
ただし、デメリットもあります。自宅にない場合は引越しに合わせて購入しなければならないことです。
普段包丁やナイフはキッチンの、収納スペースに入れているという方が多いと思います。引越しのためだけに専用ケースを購入するのはけっこうもったいない感じもあるので、無理に購入しなくても新聞紙やタオルでの梱包でも充分かもしれません。
包丁を牛乳パックに入れるという方法もあり?
飲み終わった牛乳パックを開いて刃の部分の梱包に使うという方法。こちらもできないことはありませんが、ただ、新聞紙やタオルに比べると手軽さや効率は落ちるかもしれません。
刃を安全に梱包することは大切ですが、手間がかからないようにすることも大切です。
手軽さで考えれば、新聞紙とタオルのほうが上だといえるのではないでしょうか。
引越しの時自分のカバンに入れて持ち運んだら銃刀法違反になるの!?
法律では、正当な理由のない包丁の持ち歩きを禁止しています。
正当な理由として認められるのは、例えば調理師さんが職場と自宅の往復で、包丁をケースに入れた状態で持ち歩いている場合や、包丁を購入して購入店から自宅まで梱包された状態で持っていっている場合です。
逆に銃刀法違反になるのは、このような状況に該当せず、梱包もせずに手で持っていたり、梱包もせずにカバンに入れていたりする場合です。
海外だと護身用に武器を持つことが認められている国もありますが、日本では護身用でも銃刀法違反に該当するケースが多いようです。
これらの背景を踏まえると、引越しの際の銃刀法違反については、引越しでどうしても自分で持ち歩かないといけなかった理由があると認められる状況のうえで、しっかりと梱包してカバンに入れていないと該当してしまう可能性があります。
仮に梱包していたとしても、法律の厳しさを思うと少々不安なので、できれば引越しでも包丁は持ち歩かないようにしたいものです。
よほどの理由がない限りは、引越し業者に依頼してください。
包丁やナイフを処分する時はどうしたらいい?捨て方について
刃物は不燃ごみ扱いが多いですが、地域によって異なるようなので、必ずお住いの地域のごみ捨て規則を確認してから捨てるようにしましょう。
捨てる際には、刃の部分をガムテープでぐるぐると巻いて安全な状態にして、刃物を入れるゴミ袋には「ハモノ キケン」と、注意を促せるようにマジック等で記入しておきましょう。
このような方法以外に、不用品回収の業者に依頼するという方法もあります。
不用品回収の業者に依頼する場合は、費用が発生しますが、処分のために下準備する必要がなく楽ではあります。
「まとめ」ナイフや包丁も安全な輸送を目指そう!
いかがでしたか。
今回の記事では、包丁やナイフの梱包に視点を当ててご紹介しました。包丁やナイフは梱包が必須です。安全に輸送できるように事前にしっかり梱包して引越し当日を迎えるようにしましょう。
また、引越しの際自分で持ち運んで新居に持っていくのは辞めたほうが良いです。
よほどの理由がない限りは、引越し業者に依頼しましょう。
包丁やナイフを引越しに合わせて処分するなら、地域のごみ捨てルールに合わせて処分するか、専門の業者に依頼するようにしましょう。
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