今回はドコモ光の引越し手続きの流れや引越し手続きにかかる費用、移転・新規契約・乗り換えのどの引越し手続き方法がお得になるのかを徹底的に解説していきたいと思います。

目次

ドコモ光の引越し手続きの主な5つの流れ

1 ドコモ光の引越し手続きの主な5つの流れ

ドコモ光の引越し手続きは、主に下記の5つの手順・流れに沿って行います。

  • 引越しの移転申し込みを行う
  • 撤去工事と交通工事の日程を決める
  • 旧居での回線撤去工事を行う
  • 新居での回線開通工事を行う
  • ルーターを設置して接続端末の設定を行う

ソフトバンク光の引越しの設定。自分で行う方法と立ち合い依頼

ドコモ光の引越しの移転申し込みを行う

1.1 ドコモ光の引越しの移転申し込みを行う

引越し手続きを始めるにはまずドコモ光のサポートセンターか、ドコモショップの窓口で、移転申し込みを行います。

ドコモショップ ドコモショップ検索・来店予約ページ
電話 ・0120-800-000(一般電話)
・151(ドコモの携帯)
受付時間:9:00~20:00

撤去工事と開通工事の日程を決める

1.2 撤去工事と開通工事の日程を決める

申し込み後ドコモ光から移転に必要な工事の日程に関する連絡が来ます。
工事は旧居での撤去工事と新居での開通工事の2回があり、それぞれで都合の良い日を決めます。

工事に要する時間は1時間程度になりますが、立ち合いが必要であり状況により長引くこともあるので、なるべく半日は時間が取れる日に工事を行うようにすると良いでしょう。

工事日が決まれば、SMSか書面で工事の日程に関する知らせが届きます。

旧居での回線撤去工事を行う

1.3 旧居での回線撤去工事を行う

決められた日にちに旧居で回線撤去工事を行います。
無派遣工事(立ち合いが必要でない工事)であれば撤去工事は不要で、利用していたルーター機器をそのまま新居へ持っていくだけでOKです。

新居での回線開通工事を行う

1.4 新居での回線開通工事を行う

また新居で決められた日に回線開通工事を行います。
無派遣工事の場合は旧居から持ってきたルーターを設置して、設定をするだけになります。

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とうとう俺もWi-Fiデビュー笑 #Wi-Fi#デビュー#ドコモ光#工事#早い

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ルーターを設置して接続端末の設定を行う

1.5 ルーターを設置して接続端末の設定を行う

回線開通工事完了後は、Wi-Fiルーターを光コンセントに差し込んでから、パソコンやスマホなどの端末でID・パスワードを入力して設定することで、ネットが使えるようになります。

ドコモ光での引越しにかかる費用はどれくらい?

2 ドコモ光での引越しにかかる費用はどれくらい?

ドコモ光での引越し・移転手続きにかかる費用に関しては、下記の3つのパターンによってその費用が変わってきます。

  • 引越し先がNTT東日本内・NTT西日本内の場合
  • 引越し先がNTT東日本・NTT西日本エリアをまたぐ場合
  • 無派遣工事の場合

引越し先がNTT東日本内・NTT西日本内の場合

2.1 引越し先がNTT東日本内・NTT西日本内の場合

引越し先がNTT東日本内・NTT西日本内の場合にかかる費用は下記の通りです。

ドコモ光の引越し移転費用 戸建て マンション
工事費用 9,000円 7,500円
移転事務手数料 2,000円 2,000円
合計 11,000円 9,500円

 

引越し先がNTT東日本・NTT西日本エリアをまたぐ場合

2.2 引越し先がNTT東日本・NTT西日本エリアをまたぐ場合

引越し先がNTT東日本・NTT西日本エリアをまたぐ場合にかかる費用は下記の通りです。

ドコモ光の引越し移転費用 戸建て マンション
工事費用 18,000円 15,000円
移転事務手数料 2,000円 2,000円
合計 20,000円 17,000円

このように引越し先がNTT東日本内・NTT西日本内の場合と比べて2倍の費用が必要になります。

無派遣工事の場合

部屋に光コンセントがある場合は、立ち合い工事が不要となり無派遣工事となります。
この場合の費用は下記の通りです。
派遣工事でないため工事費用が極端に安くなります。

ドコモ光の引越し移転費用 戸建て マンション
工事費用 2,000円 2,000円
移転事務手数料 2,000円 2,000円
合計 4,000円 4,000円

 

移転手続きには追加費用がかかる場合もある

3 移転手続きには追加費用がかかる場合もある

移転手続きの際は、工事費用と移転事務手数料の他、下記のような場合だと追加費用がかかることがあります。

  • 土日祝日に工事を行う
  • 光電話・ひかりTVも加入している
  • 工事費の残債がある

土日祝日に工事を行う

3.1 土日祝日に工事を行う

工事の日程が土日祝日である場合は、追加工事費として3,000円がかかるので、工事費を抑えたい場合は工事の日にちを平日にしておくと良いでしょう。

光電話・ひかりTVも加入している

3.2 光電話・ひかりTVも加入している

光電話・ひかりTVといったオプションに加入している場合で、引越しによる移転を行う際は、工事費が追加で1,000円~30,000円かかるケースがあります。

工事費の残債がある

3.3 工事費の残債がある

ドコモ光の場合は工事費は分割払いになっていますが、その支払いが終わっていないのであれば、残りの工事費を追加で支払う必要があります。

ドコモ光での引越し移転をお得に済ませる方法

4 ドコモ光での引越し移転をお得に済ませる方法

ドコモ光の引越し手続きを行う際は、契約はそのままで引越し先でもドコモ光を使えるようにする移転手続きが基本です。

ただこれ以外にも引越し手続きとして、ドコモ光を一旦解約してから新居で新規契約する方法や、他の光回線に乗り換える方法があります。

移転・新規契約・乗り換えはどれがいい?

ドコモ光の引越し手続きには主に移転手続き・新規契約・乗り換えの3つがあるわけですが、これらの方法のうち最もお得なのはどれなのでしょうか?

これに関してはその時の状況によって最適な方法が変わってきます。

時間がなく手続きを簡単に済ませたいのであれば移転手続きがおすすめ

仕事などで時間がなく、とにかく手続きを簡単に済ませたいのであれば、移転手続きが良いでしょう。

この場合は工事費と移転事務手数料+αの移転費用がかかりますが、ドコモ光とプロバイダを解約してから更に新規契約手続きをするという面倒な手続きが不要になります。

ただし引越し先がNTT東日本・NTT西日本エリアをまたぐ場合は移転費用が2倍になるので、こうしたケースだと新規契約や乗り換えを視野に入れておくのも手です。

新規契約ならキャンペーンが適用されてお得!

4.3 新規契約ならキャンペーンが適用されてお得!

移転手続きではなく、ドコモ光を一旦解約してから再び新規契約すると、ドコモ光の各種キャンペーンを受けることができます。

ちなみに2019年4月現在ドコモ光が行っているキャンペーンは下記の通りです。

  • ドコモ光新規契約でdポイント10,000円分プレゼント
  • GMOとくとくBB(プロバイダ)からの申し込みで更に15,000円キャッシュバック
  • 工事費最大18,000円が無料

つまり一旦解約→新規契約する場合であれば、手続きが面倒ではあるものの、開通工事費が無料になるうえに高額キャッシュバックがもらえるので、移転費用を抑えるどころか実質的にプラスになることもあります。

特に引越し先がNTT東日本・NTT西日本エリアをまたぐ場所ならば、移転費用が非常に高くつくので、普通に移転手続きするよりも解約→新規契約で対応した方が断然お得です。

利用している携帯・スマホがドコモでなければ乗り換えもあり

4.4 利用している携帯・スマホがドコモでなければ乗り換えもあり

利用している携帯・スマホがドコモではない場合は、ドコモ携帯・スマホとのセット割が適用されないので、そうした携帯・スマホとのセット割が利く光回線に乗り換えをした方が遥かにお得になります。

ちなみにドコモ以外の大手キャリア携帯会社(au・ソフトバンク)だと、それぞれ下記の光回線がスマホ割(月額1,000円程度割引)が適用され大変お得になるのでおすすめです。

携帯会社 おすすめ光回線
au ・auひかり
・eo光(戸建て・関西エリア限定)
・コミュファ光(戸建て・中部限定)
ソフトバンク ・NURO光(通信速度最速)
・ソフトバンク光

auの場合集合住宅ならば沖縄以外はauひかりが良いですし、戸建ての場合だとauひかりの対応エリア外である関西エリアならeo光、中部エリアならコミュファ光がおすすめです。

ソフトバンクの場合は通信速度が業界最速であるNURO光がおすすめですが、これが対応エリア外であれば解約金負担キャンペーンのあるソフトバンク光が良いでしょう。

ちなみに格安スマホの場合は、その格安スマホ会社とセット割引が適用される光回線を選ぶと良いですが、中でもDMM光+DMMモバイルの組み合わせは、コスパや通信速度の速さなどからおすすめです。

 
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引越しにおける解約の際の違約金を無料にする方法

5 引越しにおける解約の際の違約金を無料にする方法

新規契約や他の光回線に乗り換えする場合は、ドコモ光を解約する必要がありますが、契約途中で解約する際は戸建てなら13,000円、集合住宅なら8,000円と高額な違約金がかかります。

ただこうした違約金は工夫次第で無料にすることができます。
ドコモ光の解約違約金を無料にするには下記の2つの方法があります。

  • 契約更新月に解約する
  • 可能なら工事費が無料になるタイミングまで待つ

契約更新月に解約する

5.1 契約更新月に解約する

契約更新月に解約することで解約違約金を無料にすることができます。

例えば契約プランが2年契約である場合は、ドコモ光の場合だと利用開始から25,26カ月が契約更新月に当たり、こうしたタイミングで解約することで高額な違約金を払わずに解約することができます。

可能なら工事費が無料になるタイミングまで待つ

工事費無料キャンペーンで利用開始した場合は、できる限り工事費が実質的に無料になるタイミングまで待ってから解約するようにしておきたいですね。

ドコモ光の引越し移転の際に注意しておきたい2つのポイント

ドコモ光の引越しの移転の際には、下記の点に注意しておきたいところです。

  • 移転手続き開始~開通までに時間がかかる
  • ドコモ光やプロバイダの対応エリア外ならば引越し先で使えない

移転開始~開通までに時間がかかる

引越し手続きの申し込みから、引越し先でドコモ光が開通するには、通常3〜4週間前後かかります。

そのため移転申し込みが遅れてしまうと、新居でしばらくインターネットが使えなくなります。

したがって移転申し込みに関しては、なるべく引越し日の1カ月前までに行っておくと良いでしょう。

ドコモ光やプロバイダの対応エリア外ならば引越し先で使えない

6.2 ドコモ光やプロバイダの対応エリア外ならば引越し先で使えない

またドコモ光の引越し移転の際に気を付けたいのが、引越し先がドコモ光の対応エリア外であるため、使えないケースがあるということです。

またドコモ光は問題なくてもプロバイダが対応エリア外であっても使えません。
ドコモ光が使えないと分かったのが、引越しした後であれば1カ月程度ネット自体使えない期間が出てくる可能性もあるので厄介です。

そのためドコモ光を新居でも使いたい場合は、引越し先でもドコモ光や契約しているプロバイダが対応エリア内であるかどうかを確認したうえで、移転手続きを行うようにしておくと良いでしょう。

ちなみにドコモ光の対応エリアは、ドコモ光の提供エリア確認ページから行うことができます。

ドコモ光かその契約プロバイダが、引越し先では対応エリア外であった場合は、光回線をドコモ光ではなく、他の光回線またはプロバイダに乗り換える必要があります。