保存版学生の引越し費用と時期。引越の流れと一緒にチェック

学生の引越しは本人よりも親が慌ててしまい、あれやこれやしているうちに高額な引越しになってしまったという話をよく耳にします。
しかし、学生の引越しこそ時期と引越し業者を選ぶことで格安になるのをご存知でしょうか。
今回は学生のスマートな引越し準備術と格安に引越す方法をご紹介します。

学生の引越し相場はどのくらい?

1 学生の引越し相場はどのくらい?-

 

学生の引越しは家具や家電が少なく、引越し業者が用意するプランの中でも一番安く上がります。
一括見積もりサイト「引越し侍」の利用者アンケートをもとに算出された平均価格は以下のとおりです。

・3~4月(繁忙期)
距離 15km 以内 50km 以内 100km 以内 200km 以内 それ以上
平均価格 59000円 64000円 79000円 113000円 159000円

 

・3~4月以外
距離 15km 以内 50km 以内 100km 以内 200km 以内 それ以上
平均価格 30000円 32000円 40000円 59000円 80000円

 学生の引越しは予算どのくらい?

2 学生の引越しは予算どのくらい?

 

前の項目では「引越し業者に支払う金額」の平均をご紹介しました。
しかし、引っ越しにかかる費用は引越し業者に払うお金だけではありません。
新居の契約費用に加え家具や家電、カーテンやラグ、日用品に至るまで出費の連続なのです。
そこで学生の引越しにどのくらいお金がかかるのか、ある学生さんのデータをもとに算出してみました。

1.新居の契約費用

2.1 1.学生の引越しの新居の契約費用

物件を探す際に支払いたくないお金のツートップは「礼金と仲介手数料」です。
敷金は退去時の修繕費用に充てられるため、家を汚しやすい学生さんにこそ必要と言えます。
しかし、大家さんお家貸してくれてありがとう!なんて礼金を払わずとも毎月家賃を入れるため、礼金なしの物件を選びたいですよね。
そして、物件探しの際「仲介手数料無し」の物件も増えていることから、積極的に探していくのも良いでしょう。

 

物件を契約する際に必要な費用は以下のとおりです。

  • 家賃/前家賃 … 仮に家賃40000円とすると最大80000円
  • 敷金/礼金 … 仮に敷金が家賃2ヶ月分とすると80000円
  • 仲介手数料 … 仲介手数料は最大家賃1ヶ月分のため、最大40000円
  • ハウスクリーニング代/消毒代 … 不動産会社によるが、仮に20000円
  • 鍵交換代 … 不動産会社によるが、仮に20000円
  • 火災保険代 … 保険会社によるが、仮に20000円
  • 共益費/駐車場代 … 不要なケースも多いが、仮に3000円

 

合計 … 263000円

2.家具・家電の購入費用

2.2 2.学生の引越しの家具・家電の購入費用

最低限欲しい家電といえば「テレビ・電子レンジ・洗濯機」です。
それに加え、テレビ台、レンジ台、カーテンやラグマット、ソファやローテーブル、寝具が必要です。
大手家電メーカーではこれらの必要家電をまとめた格安セットを販売しているため、個別に購入するよりもお得です。
また、家電レンタルサービスで購入費用を抑えるという方法もあります。

 

仮に家具を購入した場合どのくらいになるのかを計算してみました。

  • 家電セット(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・炊飯器・) … 106800円
  • 寝具セット … 40000円
  • カーテン3セット … 18000円
  • ラグマット … 15000円
  • 照明 … 10000円
  • テーブル … 5000円
  • レンジ台 … 10000円

合計 … 204800円

 

※参考サイト
httpss://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/

 

3.日用品の購入費用

2.3 3.学生の引越しの日用品の購入費用

掃除用具や洗剤一式、トイレットペーパーや衛生用品もあなどれない出費です。
およそ10000円~20000円程度が目安になります。

 

4.月々の生活費

2.4 4.学生の引越しの月々の生活費

当然のことながら食費や光熱費も掛かります。
自炊せずに毎日コンビニ弁当を買い続けた場合、1日1000円×30日で30000円、光熱費で30000円前後、合計60000円前後が目安です。

 

5.引越し費用

2.5 5.学生の引越しの引越し費用

引越し費用は距離と荷物の量、引っ越しの時期により異なります。
今回は繁忙期の3~4月の引越しを想定し、59000円とします。

 

6.総合計

2.6 6.学生の引越しの総合計

これらの費用をすべて合計すると、引越しの初期費用として【596800円】かかることになります。
学生さんの初めての引越しはかなりの出費であることがよくわかりますね。
あくまで借りの計算ではありますが、引越しの全体予算は50万円~60万円が目安になるようです。
家具をレンタルしたり、格安通販を探したりすることで費用はもっと抑えることができます。
もちろん、引越し業者選びも例外ではありません。
次の項目では引越しの時期を賢く選んで費用を抑える方法をご紹介します。

引っ越しするならいつがオススメ?進学や就職で引越しの増える3~4月は「繁忙期」と呼ばれ、引越し費用が繁忙期以外の時期と比べるとおよそ2倍、距離によって2倍以上になることがあります。
繁忙期は引越し費用が高くなるだけではなく、引越し業者の予約を取ろうと思っても希望日に予約が取りにくくなっている事も多いのです。
逆に繁忙期以外の時期では割安になることが多く、市内での引越しの場合【1万円台】で引越せたというレビューも寄せられていました。つまり、引越しは繁忙期を避けると費用を安く抑えることが可能なのです。

 引越し日から逆算!引越しまでにやっておきたいことまとめ

3 引越し日から逆算!引越しまでにやっておきたいことまとめ

 

初めての引越しは、何から手を付けて良いものか悩んでしまいますよね。
そこで学生の引越しでやるべきことを時期別にリストアップしました。

○引越し1ヶ月前まで

3.1 ○学生の引越しの引越し1ヶ月前まで

引越し1ヶ月前までに新居を決めておくと、後々の引越し日程が決めやすくなります。
筆者は北海道から都内に引越す際、物件探しのために上京、物件を決めた後も書類を郵送でやり取りすることとなったため、賃貸契約を結ぶまでに結局2週間以上もかかりました。
また「即日入居可!」と書かれた物件に決めた際、即日入居できたことは一度もありません。
契約書の作成や物件のメンテナンス等で最短でも1週間かかります。(※不動産会社によります)
即入居可の言葉に惑わされず、早め早めに新居を契約しておきましょう。

現在は駅やコンビニが近くて安い「学生向け物件」も増えています。
事前に不動産会社へ住みたい街や条件を伝え、優良物件をピックアップしてもらう事もおすすめです。

○引越し2週間前まで

3.2 学生の引越しの引越し2週間前まで

 

引越し予定日までまだまだ余裕のあるうちから引越しは始まっています。
引越し2週間前までに引越し業者を決めておきましょう。
特に3~4月に引越しをしたいと考えている場合、2週間以上前から引越し希望日の予約を入れる必要があります。
安くて感じの良い引越し業者こそ出遅れると予約が入れられないため、早め早めの行動が吉です。
また、新居が決まったらすぐにインターネットの申し込みを行いましょう。
筆者は引越し後にプロバイダを申し込み、開通まで2ヶ月以上待たされる大失敗をしたことがあります。

○引越し1週間前まで

3.3 学生の引越しの引越し1週間前まで

すでに新居の住所が決まっている場合、早めに転出届を提出しておくと慌てずに済みます。
転出届は遅くとも引越し3日前までに提出しておきましょう。
また、引越し後は様々なシーンで住民票が必要になることが多く、転出届とともに住民票を取っておくことをおすすめします。

 

また、新居の間取りや広さに合わせて家具や家電を調べたり購入するのも1週間までに済ませておきたいことの1つです。
なぜなら、大型家具の配送や取付工事も予約制のため、引越し直前に家具の配送や取付けを依頼しても断られてしまう可能性があります。
実際に筆者は引越し2日前に洗濯機を購入したところ、配送希望時間が空いておらず、取付工事も引越しから3日後でした。
このように「家電や家具をすぐに使えないかもしれない」という可能性を考えると、家具・家電の購入は1週間前までが望ましいのです。

○引越し3日前まで

3.4 ○学生の引越しの引越し3日前まで

引越し予定日が近づいてきたら徐々に荷造りを始めます。
荷造りのコツは「種類別」ではなく「収納する場所別」に詰めることです。
数日分の衣類を残し、荷物をどんどん詰めていきましょう。
引越し直後からすぐに使いたいものは「すぐ使うもの用」のダンボールを別に用意し、ひと目で分かる印をつけておきます。
大切な賃貸関係の書類や住民票・転出届はダンボールに詰めず、カバンに入れて持ち運ぶと紛失の危険を回避できるためおすすめです。
ライフラインの申込みも3日前には済ませておきましょう。

○引越し前日まで

3.5 ○学生の引越しの引越し前日まで

引越し前日までに荷物の詰め忘れがないかチェックしておきましょう。
筆者は毎回「運んでもらうものリスト」を作り、引越し当日慌てずにチェックできるよう準備をしています。
引越し前日はしっかり眠り、翌日の引越しに備えてくださいね。

■転出届と住民票の取り方

4 ■学生の引越しの転出届と住民票の取り方

 

転出届と住民票は、お住いの地域の区役所や市役所で手続きを行います。
また、市町村や区によっては、セブンイレブンでも手続きが可能です。

 

セブンイレブン – 行政サービス
https://www.sej.co.jp/services/public.html

 

一般的に、転出届や住民票の手続きに必要なものは以下のとおりです。

 

  • 本人証明が可能な書類(免許証・パスポート・公共料金の請求書・住基カード・マイナンバーカード・保険証・キャッシュカード・クレジットカード・学生証・年金手帳)
  • 印鑑(認印可)
  • 本人ではない場合のみ委任状

引越しパックは何がお得?

5 学生の引越しの引越しパックは何がお得?

学生さんの引越しは「単身パック」での引越しがおすすめです。
引越し業者によって学割を行っていることもあるため、各社サービスを見比べて決めたほうが良いでしょう。

会社名 プラン名 特徴
ヤマトホームコンビニエンス 単身引越しサービス 一番人気!コンテナ便、時間指定可能、4つの割引で最大7000円オフ
サカイ引越センター ご一緒便コース 期日指定不可、トラックの乗り合わせでコストカット可能
日通 単身パック コンテナ便、時間指定可能、3つの割引で最大4000円オフ
アート引越センター 学割パック 全員にカーテンを無料プレゼント

ヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト)の単身引越しサービスは業界で一番人気を集めていました。
その理由は11000円からという学生に優しい低価格です。
また、大手企業かつ宅配便でスタッフの対応の良さを誰しもが知っているという事は、引越し業者探しの上で大きな強みになっています。

 引越しの挨拶に行く派?行かない派?挨拶の品はなにがいい?

6 引越しの挨拶に行く派?行かない派?挨拶の品はなにがいい?

 

実は「学生の一人暮らしでご近所への挨拶は必要なのかしら?」とお悩みの親御さまが多かったりします。
そこで、他の人は挨拶に行っているのかを調査してみました。

○挨拶に行かない派

6.1 ○学生の引越しの挨拶に行かない派

・近所付き合いしないから
・挨拶に行っても留守が多いから
・挨拶に行く時間がないから
・他人にあまり知られたくないから

 

調べてみると、挨拶に行かない派が過半数を閉めていました。
多くの方が「防犯上の不安」を理由としてあげているようです。
ここ数年一人暮らしの女性が狙われる事件が多く、特に女性の一人暮らしとなると8割以上の方が挨拶に行かないと答えています。

○挨拶に行く派

6.2 学生の引越しの挨拶に行く派

・隣人の顔を覚えておきたいから
・挨拶は常識だと思うから
・行かないと親がうるさいから

 

挨拶に行く派は少ないながらも「親御さんと一緒に挨拶に行く」という方が多いようです。
見知らぬ土地で一人暮らしをはじめ、他人に迷惑をかけるかも知れないという親心が強いのですね。

挨拶は引越し当日に行く人が一番多く、留守の可能性考えて土日を選ぶと答える方が次に多い結果となりました。

○挨拶に行く派に聞いた「あなたが持っていった挨拶の品」は?

  • お菓子
  • 洗剤
  • ティッシュ
  • タオルギフト

基本的に使いきれるもの、無くなるものを選ぶ人が多いようです。
筆者も引越しの挨拶では地元で人気のお菓子を選んでいます。
他県に引っ越す際は、今住んでいる場所のお土産を持っておくと「○○から越してきたのね」と話の話題にもなりますよ。

安く引越しするには一括見積がおすすめ!

7 安く引越しするには一括見積がおすすめ!

 

引越し業者は大手から地域密着の中小企業まで様々あります。
実は、引越し業者選びに関して「大手だから安心、中小企業だから不安」と決めつけるのは大損なのです。
というのも、筆者は大手引越し業者を利用せず、フレンドリーな中小企業を利用することで毎回引越し費用を安く済ませています。

引越し業者を探すなら、一括見積もりサイトで様々な引越し業者から見積もりを取ることがオススメです。

【学生向けの引越し業者?】ハートフル

8 【学生向けの引越し業者?】ハートフル

ハートフルは徳島県に展開している引越し業者です。
四国圏内の引越しが得意で、主に単身引越しに力を入れています。
単身引越しをリーズナブルに行いたいなら、ハートフルは要チェック。

徳島県にある会社ということで、全国各地どこからでも利用しやすい引越し業者ではありませんが、地元に根付いてきた実績があるので新生活を始める方々の強い味方になってくれます。
県外から徳島県に引越してくる大学生や専門学生や転勤の方、それから徳島県から県外へ引越しをする方、どちらも迅速丁寧に対応します。
それに、スタッフが地元の情報に精通しているので、引越し先周辺の情報も収集しやすく、ちょっと良い新生活のスタートが切れるのではないでしょうか。
荷物少なめの引越し~多めの引越しまで幅広く対応!
単身引越しの場合、家具や生活に必要な家電をまとめて持っていくという方もいれば、ベッドやタンスは引越し業者に輸送を依頼して生活に必要な家電は全て新居に入居してから購入する予定という方もいると思います。

つまり、単身引越しであっても荷物量は様々。

まとめ

今回は学生の引越しにかかる費用ややるべきことをご紹介しました。
引越し費用は平均3~8万円、繁忙期はその2倍が相場です。
また、引越し全体にかかる費用は50~60万円の予算が必要ということが分かりました。
費用を安く抑えるためには一括見積もりサイトで安くて感じの良い引越し業者を見つけてくださいね。

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